子どもから大人まで!習い事にダンスがオススメな理由について徹底解説
中学校の授業でダンスが必修化したこともあり、子どもにダンスを習わせようと考える親御さんも多いのではないでしょうか。また、近年K-POPやTikTokのダンス動画などが流行し、ダンス人気は大いに高まっています。
ダンスを習い事にすれば、自分の踊りたいと思うダンスが上達するのはもちろん、身体的にも精神的にも数多くのメリットがあるのはご存知でしょうか。そこで今回は、習い事にダンスがおすすめの理由について解説します。ダンスを習うことによる身体的メリットのほか、精神的メリットもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
1.ダンスを習うことによる身体的メリットとは?
ダンスを習うことで、身体的には次のようなメリットが期待できます。
1-1.運動神経・柔軟性の向上
ダンスを習うことで、柔軟性を向上させる効果が期待できます。レッスン前後にストレッチを行うほか、さまざまなステップをマスターする中で、自然と柔軟性が高まっていくケースが多いです。
リズムにのるだけでなく、音楽に合わせてピタッと動きを止めるなど、身体の動きをコントロールしたり、全身の筋肉を使って激しく動いたりするため、運動神経も高まります。楽しく踊りながら柔軟性や運動神経を身に付けられるダンスは、筋トレやマラソンなどが続かなかったという人にもおすすめです。
1-2.姿勢が良くなる
姿勢が悪いと、内蔵機能が低下したり、怪我のリスクが高まったりといったデメリットがあります。しかし、ダンスを習うことで体幹が鍛えられて、姿勢が良くなっていくことも多いです。
姿勢が良くなると、肩こりや腰痛の解消、血行・新陳代謝の改善、むくみの軽減などが期待できます。姿勢が良いと見た目にも美しく、立ち姿や歩き姿もきれいになります。
1-3.リズム感が養える
音楽のリズムにのって踊るダンスは、リズム感を養うのにぴったりな習い事だといえます。リズム感というと、ダンスや楽器演奏、歌唱などのシーンで必要とされる力だと思われがちですが、実はそれ以外にもリズム感が役立つ場面は多いです。たとえば、自転車や球技、縄跳びなどの運動にリズム感は必要不可欠です。また、日常会話をテンポ良く進めるのにもリズム感が役立ちます。
1-4.表現力が身に付く
ダンスは、単に決められた振り付けをこなせば上手かというと、そうではありません。自分なりの感情や思いを豊かに表現したダンスでなければ、見る人の心を揺さぶることはできないのです。動きを通じて自分の思いや感情を表現するという点では、ダンスは芸術に近いともいえます。そのような表現力が、ダンスを通じて身に付けられます。
1-5.学校の授業にも役立つ
中学校の体育において、ダンスが必修科目となったのは、大きなニュースとなりました。創作ダンスやフォークダンス、そして現代的なリズムのダンスのいずれかを学びます。また、学校生活においては、体育の授業だけでなく、体育祭や文化祭などの場面でダンスを踊ることもあるでしょう。そのような機会に、得意なダンスを披露できれば、学校で注目の的となれるはずです。
2.ダンスを習うことによる精神的メリットとは?
ダンスを習って得られるメリットは、身体面だけではありません。精神的にも次のように、数多くのメリットが得られます。
2-1.ストレスを発散できる
子どもから大人まで、誰もが日々ストレスのある生活を送っているものです。ストレスの原因になるストレッサーは、次のようにさまざまです。
- 物理的ストレッサー:不快な気候や振動、騒音など
- 科学的ストレッサー:栄養不足や化学物質による刺激、薬害や酸素の欠乏など
- 生物的ストレッサー:睡眠不足やアレルギー反応、病気などの身体的要因
- 精神的ストレッサー:精神的な苦痛や人間関係の悩み、不安といった社会的要因
子どもも大人も、日常の中でさまざまなストレッサーに囲まれ、精神的・肉体的に負担を受けながら生活しています。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという物質が不足していると、ストレスが溜まりやすくなってしまうこともわかっています。
このようなストレスを解消するには、適度な運動が欠かせません。運動がセロトニンの分泌を促し、ストレスや疲労の解消に高い効果を発揮するのです。身体を動かすと気分転換になり、気持ちが前向きになったり、集中力が増したりするのを感じている人も多いのではないでしょうか。この現象には、セロトニンが関係しているとされています。
さらに、ダンスの動きはセロトニンのみならず、多幸感を得られる「エンドルフィン」、自尊心を高める「テストステロン」の分泌を促し、ストレスの原因になる「コルチゾール」を減少させるとも考えられています。
2-2.自己肯定感が高まる
自己肯定感とは、「自分は何でもできる」という全能感とはまた異なる感情です。できないことや苦手なこともある自分をそのまま受け止め、人と比べての自信ではなく、「自分はこのままで良いのだ」と自身を肯定できる力のことをいいます。
「自分軸」という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。この自己肯定感は、自分の中にしっかりとした信念や価値観を確立し、自分軸がしっかりとある状態ともいえます。
ダンスを習っている中で、自分と向き合うだけでなく、人前に出てダンスを披露して自己表現する機会に恵まれることもあるかもしれません。これらの経験を通して自分軸が確立され、自己肯定感が高まっていく効果が期待できます。自己肯定感が高まることで、人に合わせたり人目を気にしたりせず、本来自分がしたいことを我慢せずにできたり、自分の考えを堂々と表現したりできるようになります。
2-3.協調性が身に付く
ダンスの習い事の多くは、他の受講者と一緒に受ける集団レッスンです。ダンスは、たとえば自宅などを使って一人で練習することも可能です。ただし、協調性を得られるのは、集団レッスンの方に分があります。
発表会や舞台で、チームメイトとともにひとつの作品を作り上げて披露するには、自分だけが上手であっても成功とはいえません。チームメイトとひとつの作品を作り上げる中で、協力して高め合い、自分の意見を主張したり相手の意見を尊重したりといった、協調性が身に付いていきます。子どもはもちろん、大人になっても協調性は磨いていけるものです。
2-4.競争心が湧き立つ
チームメイトとの集団レッスンでは、協調性だけでなく、「あの人には負けたくない」「今度は優勝したい」といった競争心も湧き立つはずです。これは健全な心の動きであり、目標達成に競争心というエネルギーは欠かせません。また、チームメイトからも、競争心の対象として見られることもあります。そして互いに高め合い、切磋琢磨していけるでしょう。
2-5.度胸が付く
子どもに多いのが、自宅ではノリノリで踊っているものの、人前に出ると緊張してしまって上手に踊れないことです。このようなシャイな子も、レッスンを重ねるうちに徐々に自分を表現できるようになり、度胸が付いて楽しく踊れるようになるものです。
普段の生活でも、ダンスで身に付いた度胸は生かされるようになり、人前で堂々と発言できるようになるなどといった効果が見られるかもしれません。人前に出るのが苦手だからといって、ダンスの習い事を諦める必要はなく、ダンスで自然に度胸を付けていくのもおすすめです。
2-6.「PQ」が鍛えられる
知能指数であるIQに代わり、社会生活を送る上で重要なのは、人間性という価値観も加えたEQではないかと注目されるようになりました。さらに近年、EQと自我をコントロールする力を総合した「PQ(前頭知性)」が注目されているのはご存知でしょうか。PQは、感情をコントロールしながら人間関係や社会生活を円滑に営んでいく力、自己表現する力とも言い替えられます。
このPQは、前頭葉の前頭連合野と深くかかわっており、身体の動きを自分でコントロールすることにより鍛えられるとされています。ダンスで多彩なステップをマスターする中で、身体をコントロールしたり、リズムやタイミングを取ったりするうちに、PQを鍛えられるでしょう。
2-7.学校や家庭、職場以外の居場所ができる
大人も子どもも、家や学校、職場以外にも自分の居場所を作ることが非常に大切です。自分の仲間がいる居場所や自分の輝ける場所は、多ければ多い方が精神的に余裕のある生活を送れます。とくにダンスは、チームメイトとの仲間意識が芽生えやすく、続けていればいずれ大切な居場所になることでしょう。
また、ダンススクールによっては、性別も年代も異なる仲間と知り合えることも少なくありません。現代では、異年齢とのかかわりが難しくなっています。ダンスを通じて、異年齢とのふれあいを体験できるのは、どの年代の人にとっても貴重な経験となるはずです。
3.まとめ
ダンスを習うと、柔軟性や運動神経を向上させたり、表現力やリズム感を身に付けたりなど、多くの身体的メリットを得られます。それだけでなく、ストレスを発散させたり自己肯定感を高めたりと、ダンスを習うことには精神的なメリットも多くあります。このようにさまざまなメリットがあるダンスは、習い事として非常におすすめです。
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